就活の願掛けで髪の毛を伸ばしている話。

 タイトルの通り、就活の願掛けで髪の毛を伸ばしている。

 

 初めはショートカットよりも髪の毛を結んで就活をしたいという思いから伸ばし始めた。たしか去年の冬のはじめくらいだったと思う。

 これは願掛けにしようと決意した、というよりも、気づいたらこれが願掛けになっていた、と言った方がしっくりくる。なんとなく就活が終わるまで切るのはやめよう(整えるのは除いて)と伸ばし始めた時から思っていて、この前ふと、あっこれって願掛けなんじゃあないかと思った。

 そう意識すると、段々長くなっていく髪の毛が煩わしくなると同時に、早く就活を終わらせたい気持ちと、願掛けをしている自分に酔う気持ちがムクムクと湧いて湧いて、こんなブログにまでしたためている。

 私は基本的に神様を実態として信じていないのだけど、人間の思念の象徴、あるいは自然への畏怖として神様を信じている。つまるところ何かにすがりたい気分の時以外は神様を意識することなんてないし、願掛けなんてミサンガを作ったくらい(おまけに結局自然に切れる前に自分で切った)。

 

 そんな私が、何故か髪の毛を伸ばすという願掛けをしている。自分で面白いと思う。

 

 いま、髪の毛は肩甲骨くらいの長さで、これは人生の中で2番目に長い。ショートカットの方が毎日便利だし、実際似合っていると思うのだけど、ここまで来るとこの願掛け、成就するまでやめられないなあと思う。

 

 上手く行けば来週には終わるはずだったのだけど、実際上手くいっていないので、おそらく今月いっぱいはまだ髪は切れないだろう。