社会人一年目

こんなものを書く暇があったら寝たらいいのにと思いながら書いている。

 

ついに就職をしてしまった、驚くほどしんどい。毎日覚えることが多すぎて脳みそはパンク寸前、単純に体力もないし、一人暮らしの食生活はそれはそれは悲惨なものなので、元気も出ない。痩せて嬉しいけどこれは望んでいる痩せ方ではない。

 

ただストレスがある割にアトピーに出ないのは毎日規則正しく生活しているからだと思う。ある意味健康的だ。

 

しかし万年不健康と言われた私が本当に健康な健全な生活をおくれているのかと問われればそれはまあ否と答えるしかないだろう。

 

喫煙量は3倍くらいに増えたしな。

 

 

 

新しいことの知識を覚えるのは面白いけど、一方で私の中の文学部が悲鳴をあげている。

 

「こんなに現実を知ってしまったら、もう詩を感じられないのでは?」

 

言葉に対する感性、美に対する感性。この曖昧で繊細な感覚は消えてしまうのでは?

それだけで生きてきた私はどこにいくのだろう。

 

まだモラトリアムしてるのかよ、お前のその感性では食ってはいけんだろう。

 

菊池寛は「芸術第二、生活第一」と言った。

本当にその通りだ。

 

しかし元来の私は金がないから死のうと思う太宰治のようなタイプだったのだ。

 

生活は平凡です、平凡でも困難です

藤原基央がうたっているけれど、本当にその通りです。

 

ビジネスパーソンに憧れる一方で私は社会不適合者だという認識から抜け出せないでいる。それはただの逃げなのかもしれないけれど。