人生は1度きりであるということ
人生は1度きりである。
至極当たり前のことでもあり、何故か日々の中で忘れてしまっていることでもある。
このことを深く考え始めると生き急ぐことになりかねないのだが、ふとした瞬間に思い出すと怖くなる。
あれ、私の人生はこれでいいんだっけ? と。
今日まさにそうなったのでこうしてブログを書いている。また仕事のことで落ち込んで、仕事辞めたいなあと考えていた時のことだ。
私が今の仕事をしているのは単に生活のためである。これは裏も表もなく事実だ。
留年していても会社員として働けて、一人暮らしが出来るからという理由で選んだ会社であって、そこに夢や希望があったわけではない。
それでも入ったからには営業として上を目指しているし、その中でやりたいことも出てきた。
やりがいはあるし、収入もあるし、困ることは特にない。
ただ、夢がないだけである。
貴方の夢はなんですか、と問われると、特にないですと言ってしまいたくなる程度には大した考えはない。
ないのだが、最近先輩に「本の話をしている時は見たことないくらい顔が輝いているね」と言われて、嗚呼自分はやっぱりどうしようもないくらいに本が好きなんだと思わされた出来事があった。
そんなにも好きなものがあって、それより優先している生活とは何だろう?と思う。
人生は1度きりである。
23歳の6月はもう二度と来ない。
2019年の6月12日はもう二度と来ない。
夢だけで生きていけないことは理解している。
菊池寛先生も「生活第一、芸術第二」と言っていた。
だからこそ、夢について、私の一度きりの人生について考えなければならない。
もう眠くて考えられなくなってきたのでここでやめるけれど、人生について私は今一度考え直さなければならない。
目の前のことだけでは、後に悔いることになってしまうでしょう。